ヨーロッパ出国 その3

ここからが大変。

書類を集めるのはなんとかできた。あちこちの国に出たり入ったり、旦那と一緒だったり別だったり、過去5年間の動向を全部書き出してみること、丸2ページ。

何しろ滞在期間はオーストラリアで約1年、スペインで約10ヶ月以外、ヨーロッパでは1〜6週間ごとに移動がほとんどだったから。

カナダの永住者としては過去5年間に約3年くらいはカナダに滞在していないとそのステイタスを維持することができない。


が、私の場合、旦那がカナダの会社に勤めているが故のカナダ不在なので、旦那と行動を共にしている期間はカナダ滞在中とみなしてもらえるのです。

でも、日本に子供達だけ連れて帰ったりしたこともあるので、何しろ全部書き出してみた。


はあ〜去年から今年にかけては随分いろんなところに行ったなあ〜。なんてラッキーなんでしょ。

と思い出に入り浸ってる場合じゃない!


ドイツのカナダ大使館は、ビザ関係をすべてオーストリアのウィーンに窓口を預けてるっていうじゃない。ドイツのビザセンターに申請書を送っても結局ウィーンのカナダ大使館に転送する形になるから時間がかる。ビザセンターに聞いてもどれくらいかかるかは大使館次第だから見当もつかないという。『通常は3−6ヶ月』ってウェブサイトには書かれてるし、友人が申請した時は8ヶ月後だったって。


どーすんの?ドイツで独り、トラベルドキュメントが発行されるのを待つわけ?


ウィーンの大使館に電話しても、全くつながらず、やっとの事でオペレーターにつながったのに、『トラベルドキュメントの申請をするのですが。。。』と言った途端、

『こちらは違う窓口ですからお待ちください』と自動音声のメインメニューに回されること数回。

最後は旦那にかけてもらって、やっぱり『お待ちください』て言われた瞬間に、

『ちょっと待ったあああーーー!!!』『PLEASE DONT HUNG UP!!』

『ビザ関係は通常メールにて質疑応答をしておりますので。』

『通常って、今は通常じゃないでしょ!お願いだから担当の人につなげて!!』

そして繋がった担当者は、通常20人で回してる部署にたった一人勤務していた。

この人がなんとできた人だこと!!

テキパキと必要書類の確認をし、『明日エキスプレスで送ってくれたら当日には届くはずだから、明後日処理して次の日にはそっちに送り返すから!』

もーなんという安堵感。。。


というのもつかの間。

必要書類のひとつの国際支払済返信用封筒っていうのがみつからない。

DHLのカスタマーサービスでも、ドイツにかければオーストリア支部にかけろ、オーストリアにかければドイツ支部にかけろ、でラチがあかない。

結局何度となくあちこちに電話して、最終的には会社のアカウントを借りて(個人ではアカウントを作れないらしい)返信用封筒を作成し、無事申請書送付。


これが14日(火)。無事に送ったとはいえ、パスポートも送っちゃってるからなんとも心もとない感じ。緊急でどっかに行く事になっちゃってもパスポートなかったらどこへも行けないし。。。


土曜日のフライトをとったけど、どこも国境を封じ始めてる。

金曜日のほうがいいんじゃない?木曜日にはドキュメント届くって言ってるんだし。


結局最後のヨーロッパツアーになりそうな予感なので、ドキュメントが届くまでの間、ドイツを満喫する事に決定。

レンタカーを借りて出発!!









旅は続く〜家族と共に

シルクドソレイユで働く主人の仕事に付いて子供達と供に各地を転々とする日々。 旅先での想いや出会いをぽつぽつと。。。 そんな私は鍼灸師。

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